
・切迫早産で入院中、赤ちゃんがにNICU・GCUに入院するかもといわれた。どんなところ?
・胎児発育不全といわれ、出産後赤ちゃんが入院するかもといわれた。どんな場所か不安
・双子はNICUやGCUに入院する確率が高いっていわれたけどいまいち想像できない…
以上の悩みを解決する記事です。
私は切迫早産と前期破水のため、妊娠34週で総合病院の婦人科に入院し出産しました。
赤ちゃんは36週での早産+1700g代の低出生体重児だったため、出産直後から赤ちゃんはNICU・GCUに約1か月お世話になりました。
読み終えていただければ、NICU・GCUはどんなところか、NICUとGCUの違いはなにか理解できる記事になっています!
入院先の病院によって、細かいルールは異なりますのでご注意くださいね。
NICU・GCUとは?どんなところ?
NICUとは新生児集中治療管理室のことです。
☑早産児(36週以下で産まれた赤ちゃん)
☑低出生体重児(2500g未満で産まれた赤ちゃん)
☑病気がある赤ちゃん
の集中治療が行われます。
赤ちゃんは体温や酸素濃度が維持された保育器に入ったり、心拍などのモニターをつけていたりすることが多いです。

保育器は、酸素カプセルのようなものをイメージしたらいいかも。
一方、GCUとは、新生児回復室といいます。
NICUで治療を受けたことで状態が安定した赤ちゃんが引き続き治療を受ける場所です。
つけているモニターの数も少ないことが多いです。
NICUとGCUの違い

NICUとGCUの違いは、入院する赤ちゃんの症状の差です。
GCUのほうがより状態が安定した赤ちゃんがいます。
厳密に〇週で産まれたから〇gだからNICUへ、ということはなく、医師の判断になります。
NICUのほうが赤ちゃん1人あたりについている看護師さんの数も多いです。GCUは退院後の日常生活に向けて準備をするイメージです。

GCUに移動してからは直接母乳や沐浴の練習をどんどんしていくよ!
- 普通の病棟とは異なり、赤ちゃん同士をしきるカーテンなどはなし。
- NICUが入口からより奥にあるので、GCUのみに用事がある保護者はNICUにアクセスできない
- NICUはより多くの医療機器があり、予定より早く生まれた赤ちゃんのために部屋が暗めに設定(おなかの中の状態に近づけるため)
- GCUは一部がガラス窓になっていて両親以外の面会者がガラス越しに会える
ちなみにフロア全体の雰囲気は和やかでした。赤ちゃんの泣き声や看護師さんのお世話の声がいつも聞こえます。

集中治療ってきいて怖かったけど、意外と過ごしやすかったよ。
私の赤ちゃんが入院していた病院では数日だけ早産だったり、ぎりぎり2,500 g以下で産まれたりした赤ちゃんは最初からにGCUに入院しお母さんとほぼ同じタイミングで退院できていました。
私よりも後から出産したお母さんの赤ちゃんがどんどん先に退院していくことも沢山ありました。

正直、とってもうらやましかった…
私の赤ちゃんがNICUからGCUに移動したタイミング
私の場合、36週で産まれ、数日の早産だったものの体重が1,700g代とかなり小さかったので、赤ちゃんの入院はNICUからスタートしました。

36週だったし、妊娠時の予想体重は2,000gを超えてたからNICUは自分には関係ないって思ってた。
産まれるまでほんとわからないんだなぁと実感したよ…
病院からNICUからGCUに移動する条件は以下で伝えられていました。
- 赤ちゃんの臓器に大きな問題がないこと
- 体重が2,000gを超えること
- 沐浴後も体温維持が上手にできること
21日後に条件をクリアし、GCUに移動!
ただ同じフロアだったので、正直大きな変化はありませんでした。

祖父母の家が近かったらガラス窓越しの面会ができるようになってかなり嬉しかったかも…!
NICU・GCUとは?違いなどについてわかりやすく解説!
・NICUとは新生児集中治療管理室、GCUとは新生児回復室のこと。
・NICUとGCUの違いは、入院する赤ちゃんの状態の差によってきまる。
・NICUに入院⇒NICUからGCUに移動⇒退院する赤ちゃんと、最初からGCUに入院⇒退院する赤ちゃんがいる。
・私の赤ちゃんが入院した病院ではNICUとGCUは同一フロアにあり、NICUがより奥にあった
私は切迫早産と前期破水のため総合病院の婦人科に入院していたころ、NICU・GCUに赤ちゃんが入院するかもとはいわれていました。
ですが、NICU・GCUの中にいれてもらうことはもちろんできないため、いまいちピンときていませんでした。
実際にNICU・GCUに面会するときの記事もあわせて読んでいただけるとよりイメージしやすいかと思います!
入院費について心配な方はこちらもあわせてどうぞ。実費負担額も公開中です。
この記事が、少しでも読んでくださった方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!